相談は初回無料！神戸を中心に兵庫・大阪で交通事故被害者の適正な保険金請求と後遺障害(後遺症)の認定をサポート致します |　刈谷行政書士事務所

交通事故が原因で後遺障害(後遺症)が残った場合の自賠責保険の手続きには、自賠責保険の請求実務の知識と医師の協力が必須になります。しかし、医師にも専門分野があるので、医師なら誰でもいいわけではありません。
事故直後からお世話になっている医師が協力してくれれば一番良いのですが、そうでない場合もあります。協力が得られないのであれば、紹介状もらうなりして違う病院に行くことが必要です。
また、せっかく協力してもらえる医師を獲得しても、その後の対応によっては協力が得られなくなります。医師は多忙ですので時間を取らせすぎれば、医師が非協力的になることがあります。ですので、時間を浪費させずに要点だけを伝えられる専門知識が必要になります。

交通事故の損害賠償の構造についてこちらのページに記載がありますが、交通事故の損害賠償請求訴訟に自賠責保険の後遺障害(後遺症)の認定が必ず必要なのかと言うとそうではありません。詳しくはこちらのページを参照下さい。
ただ、裁判官が独自に後遺障害(後遺症)の有無や程度(等級)を判断できるといっても、自賠責保険の後遺障害(後遺症)の認定手続きを経る事で画像や検査結果、診断書等の客観的な証拠資料が残るので、訴訟においても有利になります。詳しくはこちらのページをご参照下さい。

交通事故の怪我で一番多いのがむち打ち症です。
しかし、むち打ち症とは傷病名ではありません。交通事故の際の外力により、頭が後ろから前へとムチがしなるような動きをすることから付けられた事故態様であり、実際には首の筋肉・靭帯、頸椎、脊髄、脳等に怪我を負います。
ですので、怪我の程度は数ヶ月で治るものから、後遺障害(後遺症)を残すものまで様々です。
むち打ち症で残る後遺障害(後遺症)も腕・肩に痺れが残る中度のものから、手脚が麻痺してしまったり脳の損傷により社会性が欠如したり知力が落ちる等の重篤なものまであります。
むち打ち症は一般的に認知されている「むちうち症」ではなく、将来の生活・仕事に大きな影響を与えるものなので、交通事故の被害者になったら、早めに専門家にご相談下さい。

交通事故が原因で後遺障害(後遺症)が残った場合は、自賠責保険の被害者請求により後遺障害(後遺症)の認定を受ける必要があります。しかし、後遺障害(後遺症)の認定には医療の知識と自賠責保険の請求実務の知識が必要になります。例えば、歩行が困難になった場合、脊柱の変形によるものなのか、片脚が短縮したせいなのか、指が無くなったからなのか、骨折した箇所が変な形で治ったのか等の原因を明確にし、診断書の根拠となる検査結果や画像を提出しなければなりません。
交通事故の場合は脊髄損傷であったり、脳外傷であったりと同じ手や脚の麻痺でも原因が違います。ですので、自賠責保険の手続きのために資料を提出しても後遺障害(後遺症)の存在が否定され、後に裁判により損害賠償請求をした時には「詐病」扱いを受けてしまいます。
また、有利になると考え、出してもらった診断書が原因で保険金が大幅に減額されることもありますので、注意が必要です。